増税をむかえるにあたって、とある通販会社の企業努力に注目してみた
|増税までいよいよ残りあと4日・・
悪い環境からいい環境へとかわるのなら嬉しいですが、その逆はやっぱりイヤなものですよね。
しかし、増税に苦しむのは消費者であるわたしたちだけではないのをご存知ですか?
今回、広報として増税と向き合う企業の努力を学ぶため、株式会社シー・コネクトが社内で運営するECサイトのひとつ、インクやトナーを扱う『インク革命』のディレクター、小島さんにいろいろとお話しを聞かせていただきました。
まず驚いたのは、増税に際して企業が対応しなければならないことの多さです。じつは商品にまつわる箇所のサイト上の金額の変更だけでも、一つの商品の値段を変えるのに7ページ37か所、商品点数が1000以上のため、約259,000か所もの修正が必要になってくるんだそう。(平均値の単純計算)
また、商品以外にも金額が入っていそうな記事を1万ページ以上目視確認し、必要であれば逐次修正しているため、修正総ページ数は260,000ページを超える、とのこと。
インク革命では商品点数が1000点以上ということでこのような計算になりますが、では1万点以上ある会社は・・・・。
こうして考えていくと増税に際しての企業の仕事量はユーザーの想像を遥かに上回るものであることがわかるのではないでしょうか。
インク革命ではまた、増税後も人気型番の一部を値段据え置きにしお客様にメリットを感じてもらうほか、同社の売りである『送料負担の方針』もできるだけかえないことを予定しています。
同社では北海道や九州など、関東圏以外も一律の送料とし、足りない部分は自社で負担するという方針をとっており、これは増税後もかわらぬ姿勢です。更に送料が無料になるのが3000円という安価な値段からに設定されていることも消費者の方のことを考えた企業努力の成果だといえます。
現状では、増税前ということで、事実として最近(3月)の売上はあがっているそうですが、増税後の売上に関してはやはり不安を抱いているようです。それでも、『インク革命』の商品は純正品よりも安いいわば『不況に強い』商品。
増税にあたり市場の価格のあがる今だからこそ、消費者目線のコストダウンをより一層アピールしながら新たな顧客開拓を図ります。
今後のインク革命の展開にも期待が高まりますね。
そんなインク革命のサイトはコチラ。
このほかにも今後様々な企業の取り組みやその特徴などをレポートしていきたいと思っていますので、お楽しみに。
皆さんが気になる企業についても教えていただければレポートしに行くこともできる、かもしれません。
※お気づきの方もいるかもしれませんがシー・コネクトとは弊社のことでございます。まぎらわしく第3者目線で記事を書いてごめんなさい(笑)