とことん初志貫徹 【株式会社マイネット上原社長】にインタビュー

気になるあの人に突撃インタビュー

vol.1 株式会社マイネット 上原社長

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シー・コネクト 広報担当が【今気になるあの人に突撃インタビューに行く企画、第1弾 】ということで、今回はシェア研修でもお世話になった株式会社マイネットの上原社長にいろいろとお話を聞かせていただきました。

 

さてさて、本当に早速ですが・・・

◆(シー・コネクト広報) 上原社長はなぜ起業されたのですか?

(上原社長) はい、そうですね、理由はふたつあります。ひとつは、10歳か11歳くらいのときなんですが、「まんがひみつシリーズ」というシリーズのあるまんがの中で、「虎は死して皮を留め、人は死して名を残す」という言葉に出遭ったんです。この言葉にすごく衝撃をうけまして。自分は人として、「なにを残すんだろう?なにで名を残すんだろう?」と考えたんです。

◆へええ、小学4年生くらいのときに、そんなことを考えていらっしゃったんですね。すごい哲学少年ですね。

それでですね、じゃあ、自分は何で名を残そう、と考えているときにですね。小学館の「小学5年生」を読んでいたら、松下幸之助の伝記っていうのを見つけたんですね。それでこれを読んでいたら、もう、「なんだこれ、めちゃくちゃかっこいい」、と思ったわけなんです。「松下電器は、人を作っている会社です」と。この言葉にもう、ビビビビビビビと、稲妻が走りましてですね。

◆ああ、それはもうちょっとやばいですね。かっこいいですね。

はい、それでもう、自分も将来起業して、松下幸之助のような立派な経営者になりたい、と思ったわけなんです。それ以来、もうずっと「起業して経営者になること」こればっかりを考えてましたね。経営者になるためには、経営学を学ばなきゃいけない。僕は関西出身なんですけど、関西の国公立で経営学が学べるところは神戸大学しかないから、神戸大学に行かなきゃならない。神戸大学に行くためには・・・・・。こういう風に、経営者になるために必要なことを全部逆算してやってきたという感じです。

◆えー、ではもう、上原社長は社長になるべくしてなられたってことですよね。

絶対になろうっていう思いですかね。小学館様様ですね(笑)。それとあと、もうひとつ理由がありまして、これも同じく小学生のときのことなんですが、僕ドラえもんが大好きでですね、「どこでもドア」がほしくてたまらなかったんですね。僕は3人兄弟の末っ子だったんですけど、実はめちゃくちゃ寂しがり屋だったんです。両親は共働きで、兄弟も帰りが遅くて、「どこでもドア」があればいつでも家族に会いに行けるのに、と思ってたんです。それでもう、使命として、「どこでもドア」を作るんだ!と。もうずっとこの二つですね。松下幸之助みたいな経営者になる、そして「どこでもドア」をつくる、っていう思いで、39年間生きてきました。

◆なるほど、それが今のマイネットの企業理念にもなっているわけですね。

そうですね、もうずっとこれは変わりません。

 

社長になってよかったこと

◆ありがとうございました。では、そんな思いもあって起業されたかと思うんですが、実際に社長になられてよかったことはどんなことですか?

社長になってよかったことか、これあまり聞かれたことがないですね、そうですね。

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◆世の中の人が聞いて社長になりたくなるような良いエピソードとかなにかありますかね?

うーん、よかったことですよね。僕こどもがふたりいるんですけど、下の娘が4歳か5歳くらいのときにですね、幼稚園のお友達に、「パパは社長なんだ!」って言って自慢していたのを聞いたんですね。これはちょっと嬉しかったですね。

◆わー、それなんかいいですね。ほっこりしますね。

やっぱり「社長」っていうすんなり入るワードだからか、自慢のパパっていうふうに思ってもらえるのは嬉しいですね。

 

苦労したことや大変だったこと

◆そうですよねー。では、逆に社長として苦労されたこととか、大変だったことはなんですか?たくさんあるかとは思いますが・・・

そうですね、たくさんありますね。今会社のメンバーは60人くらいですが、マイネットへ在籍したことがある人は100人を超えているんですね。そしてこれまで40人以上の人たちと別れがあったということなんですよね。やっぱり何かしらの約束をして、一緒に頑張ろうって言った人たちと、途中で道筋がずれたりとか、想いが変わったりして、お別れをしなきゃいけなかったことが、苦労というか、辛かったことですね。

◆そうだったんですね・・。難しい質問にこたえていただきまして、ありがとうございました。

 

ランニングが趣味

◆さて、話はかわりますが、上原社長のご趣味はランニングだそうですね。これはいつ頃どのようなきっかけではじめられたんですか?

これはですね、実際は3年くらい前からでして、35歳を過ぎてからですね。きっかけは、「お腹がでてきた」とかそういうリアルなところもありました。あとこれはちょっと深い話にもなるんですが、ずっと起業家になろうと思ってきて、実際「イノベーションを起こす」とかっていうのは若い年齢の方がやりやすい、みたいな固定観念もあるんですね。

◆なるほど、たしかにそうかもしれないですね。

そして新卒の若いメンバーたちとも一緒に仕事をしていく中でですね、やっぱり自分自身の肉体の劣化っていうのが許せなかったんですね。若くあらねばならぬ、と。皆と一緒に夢を実現していく中でですね、おなかのお肉ってやっぱりそれに反しているわけですよ。それで走り始めたのが最初でしたね。

◆そうだったんですね。上原社長はスタイルが良いのでその理由はちょっと意外でした!

それから実はですね、ちょっと会社の状態がよくない時期が続いたときがありまして、このままではまずい、社長の私自身が、気持ちを入れ替えて、なにか変らなければ、と思ったんですね。そのときに、「大好きなお酒をやめて、毎日5km走る」っていうのを決めたんです。それが2012年の元旦だったんですけど、その年、前半の業績はやっぱりちょっとまだ苦しかったんですが、後半はどんどんあがっていったんですね。当初は月商が3倍になるまではお酒をやめるって決めていたんですけど、その年結果的に月商は4倍になったんです。2012年の納会のときに1年ぶりに解禁して皆と飲んだあのビール、本当においしかったですね。

◆わー、これは本当にすばらしいですね。上原社長の意思の強さと実行力、本当に尊敬します。

マイネットは朝10時からミーティングがあるんですけど、そこで社長が社員全員の前で話をする時間があるんですね。3分間くらいなんですけど、この3分間が、社長の1番大事な仕事のシーンだったりもするんです。だからこの3分間を自分のベストな状態にもっていきたい。朝から5kmくらい走ると、身体的にもちょうどいいくらいのドーパミンが出るんですよ。走ってから会社にきて、10時のミーティングとなると、すごくいい流れで一日が過ごせるっていうのはありますね。

◆なるほど。こうやって聞くとぜひ真似したい、と思うんですがなかなか実際にはやれないですよね・・。それにしてもここまで考えられているなんて、本当に頭がさがります。

 

気になっていること

◆さて、それではここで、上原社長がいま気になっていることや、これがアツイ!みたいなことがあればって教えていただきたいのですが。

あー、これはですね、「モノのインターネット、Internet of Things」ですね。2020年くらいにですね、今スマートフォンの波がきてるっていうのはあるんですが、それと同じくらいに、「モノのインターネット」の波っていうのがきます。これがどのようにきて、誰がメインプレイヤーになって、どんなポジショニングをしていくかとか、とにかく気になっていますし、自分たちもここに入っていきたいっていうのがありますね。

◆なるほど、「モノのインターネット」ですか。(まだ知らない方は調べてみてください。)

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最後に

◆それでは最後に、今後やりたいことや目標などがあれば、教えていただけますでしょうか?

まずは、「スマートフォンゲームのあるカテゴリーでNO.1になること」です。そして、その先の先、一番最後に、「どこでもドアの実現」があります。

◆なるほど。いろいろお話聞かせていただきまして、本日はありがとうございました。

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【CONECTのポーズ】

 

◆おまけ◇

【上原社長おすすめのお店】
笑座こんぱる(ショーレストラン)
※平均予算5000円
上原社長が15年来通われている、ニューハーフの方々のダンスショーが見られるお店です。新橋にオフィスをかまえたのもこのお店が近いからとか、そうでないとか・・・

 

取材協力
株式会社マイネット
代表取締役社長 上原仁様

 

 


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